【修行時代に苦労した部位】
こんにちは、風見です。
その伸展手技に部位の中で一番難しかったのは
“ 腓腹筋 ”
ほんと、嫌になる程繰り返しやりました。
筋肉を引っ掛けるという手技なのですが
この引っ掛けるというのが
全然わからない。
ワカラナイのです。
毎日、毎日昼休みになると院長の足を借りて
実践。
院長、寝ちゃうんです、練習していると。
そして、うまく引っかかるとなぜか起きて、それそれっていうのです。
でもほとんど起きないからおそらく引っかかってないんです。
途中、実は引っかかっているのに寝てるんじゃないかと思うくらいです。
しかし、後輩ができてやってもらうと明らかに院長と違うし、引っかかるとわかるんです。
そして、引っかかると緩んでいくのもわかる。
しかしながら、この手技の完成って
引っ掛けて緩ませることがゴールではなく
ここがスタートという事に気がつくのは
臨床についてからなんです。
ようは、なぜ緩ませるかってことが
現場で求められるんです。
むしろそこからの方が頭を使います。
師匠が言ってました。
“ 3流は手が疲れて、2流は疲れなくなる、1流は頭が疲れて、超1流は趣味になるから脳も疲れない ”
超1流にはなれなかったなぁ。
ご興味ある方は是非。
風見